牛丼大手3社 鰻食べ比べ
今日は土曜丑の日です。
火曜日なのに土曜日で、ウナギなのにウシの日です。
今日は企画というほど大げさなものではありませんが、牛丼チェーンの大手3社「吉野家」「松屋」「すき家」の鰻を食べ比べてみました。
味噌汁や漬物が初期設定での有無があるので、味噌汁と漬物を付けて鰻は2枚盛った状態で条件を揃えました。
まずは金額から比較してみます。
店内で食べた場合の税込の価格です。
吉野家(二枚盛鰻重セット)
1422
松屋(うな丼ダブル)
1390
1430
松屋は初期設定の状態で味噌汁と漬物が付いているのでコスパは松屋が1番良いです。
続いて実食した感想です。
まずは吉野家からですが、他の2社と比べて切身の形が違います。
背腹の部分は1枚ですが、もう1枚分を端切れを合わせて物量を調整してます。
個体差が出ないようにグラム数を合わせてパックされた感じですが鰻自体の見た目のボリューム感があります。
米は重箱の底が丸く底上げされていて米の量を少なめに調整されています。
米の味は吉野家が1番美味いと思いました。
鰻の食感としては全体的にふやけていて焦げ目や皮の部分もベチャっとしていたので、ふっくらと仕上げた身が焼いて縮まないようにパックされた物を焼かずに温めて盛ったのだと思います。
あと、身に残った小骨の食感が気になりました。
鰻自体の味は大味で甘味が強く濃いタレの味が前面に出ています。
山椒は小袋が2パック付いていました。
吉野家の鰻の全体的な感想としては、例年のタレでベチャベチャになった崩れかけの鰻よりは格段に進歩していると思いました。
しかし、焦げ目の表面までベチャっとした状態でしか提供できないのは生産する工程や厨房などのシステム的な部分が鰻を提供するのに不向きなのかなと思いました。
松屋の鰻は昨年より新規参入だそうです。
私は松屋に鰻があるのを最近知り今年初めて食べました。
うな丼ダブルは背腹と尾の2枚盛で米は大盛でも同額です。
身のボソボソした感じと身に残った小骨の食感も多少残っていますが、焼き目に香ばしさがあり肉厚でフワッと焼かれていて、サラッとしたタレが甘すぎず濃すぎず鰻自体の味も感じることができて美味いです。
あとGABANの山椒の小袋が沢山付いてくるのが良かったです。
松屋の鰻の全体的な感想としては新参ということであまり期待していなかったのですが、思っていたよりもはるかに美味くて驚きました。
あと何といってもコスパの良さです。
初期設定で味噌汁と漬物付なのと米が大盛でも同額なのは大きなメリットだと思います。
すき家は牛丼チェーン店の中では鰻の販売を1番最初に始めたということもあり、やはり大本命だと思います。
実食の際にしじみ汁のセットにしたのでそこは無視してください。
上記での価格は普通の味噌汁と漬物の設定で揃えています。
すき家のうな丼は吉野家と同様で丼を底上げして米の量を調整しています。
鰻の大きさだけを3社で比較したら物量的な差はほとんど無いと思います。
すき家の鰻は他の2社と比べるとキメが細かく食感が良くトロッとしています。
フワッと焼かれているのは3社共に工夫されていますが、小骨の食感が無くボソボソした感じもしないのはすき家だけです。
私個人的な味の好みだと、すき家と松屋が甲乙つけがたくて美味いと思いました。
すき家の全体的な感想としては、やはり1番最初に販売を初めただけあってその分、研究も改良もされた工程で仕上がりが良のかなと思いました。
とくに食感の良さが際立っています。
部分別に私の個人的な評価のまとめ
コストパフォーマンス
米の美味さ ※店舗によって違う可能性あり
タレの美味さ
山椒
鰻の大きさ
鰻の美味さ
全体的な評価
といった感じです。
これはあくまで鰻に限った私の個人的な評価なので、あしからず。